絵本の読み聞かせ
最近、絵本の読み聞かせをして本当に良かったと感じます。
僕が子育てについて誇れることはほとんどないけど、この絵本の読み聞かせについては少し自信があります。
育休を取る前も今も、毎日10冊以上の絵本を読み聞かせています。
2年間なので、7千冊を超える!
そう考えるとすごく聞こえますが振り返ってみると全く苦じゃなかったし、むしろ楽しいことばかりです。
今回は、
絵本の読み聞かせのメリットやどんな読み聞かせ方をしているか
をお伝えします。
まず、大きなメリットの1つめとして、
親子のとても良いコミュニケーションになっていることです。
なにより、子どもは絵本を読んでもらうことが好きです。
その好きな絵本を読んでもらいながら、会話することでたくさん子どもとコミュニケーションを取ることができます。
例えば、「金魚はどこにいるかな」
「次は何が出てくるかな」などと質問すると、自然に子どもと会話ができます。
一緒に探したり、一緒に考えたり、一緒に感動することだってできます。
絵本って大人が読んでも面白いものもたくさんありますしね。
また、もう1つのメリットとして、
絵本の言葉を聞くことで語彙力がものすごくつきます。
動物、物などの名前を覚えるだけでなく、
「ふわふわ」「ザーザー」「がちゃーん」などのオノマトペが理解できるようになったり、
「絵本のあの子みたいな格好だね」「あの絵本に出てきた乗り物だ!」という絵本で描かれている物と現実世界の物を照らし合わせる、認知の力もついたりします。
そんな良いことばかりの読み聞かせ、ただ棒読みするのではなく
ひと工夫意識しながら読むと子どもはさらに絵本の世界を楽しむことができます。
それは①体勢 ②間と会話 ③絵本選びです。
①体勢
息子と1対1で読む場合は基本僕があぐらをかき、その上に乗って一緒に見るスタイルです。
この体勢のメリットは、読みやすいことと子どもと触れ合いながら読めることで子どもの集中度や反応を直に感じ取ることができることできます。
手や頭が熱くなって眠くなってきたときは
「この本を読んだらねんねしよっか」と伝え、寝かしつけの導入にもなります。
1対2以上の聴き手が多い場合はこの体勢が読み聞かせしやすいです。
片手で本をもち横から読むスタイルです。自分の子どもだけに読む方はあまりする必要はありませんが、親戚が多かったり家に来た友だちの子どもたちに読み聞かせてあげたりするときはこの形がいいと思います。
この体勢にすることで、聴き手が広範囲にいても見やすいし、読み手が聴き手全体の反応をみることができます。
ちなみに、児童館や読み聞かせのボランティアの方は基本この体勢です。
次に意識していることは
②間と会話
まだ幼い息子。集中できる時間も短いです。
だから、間を開けて反応を見たり
ページをめくる前に「どうなるのかな」「何が出てくるかな」と質問を投げかけることで絵本により集中することができます。
その結果かどうかはわかりませんが、
30分~40分はどっぷりと絵本の世界にはまって集中しています。
③絵本選び
毎日10冊以上読んでいるといっても毎回違う本を読んでいるわけではありません。だいたい20冊ぐらいの1軍があり、1,2週間でその1軍の入れ替えがあります。
だから、同じ本を何度も読んでいます。
その時に子どもが好きな本であったり、僕や妻の好みであったりいろいろですが
一般的に良質な絵本だといわれている絵本から選んでいます。
「良質な絵本って何?」と言われると難しいですが、古くから読み続けられている絵本や子育て支援センターでおすすめしてもらった本が多いです。
あと、僕の母親が20年以上絵本の読み聞かせをしているのでその母親に教えてもらう絵本が多いです。
今回は読み聞かせの方法ですが、僕がおすすめする絵本もいつか紹介できたらなと思っています。